初めに
前回の前編では、私の衝撃的な過去の食生活や、91kgまで太ってしまった頃のエピソードをお話ししました。part２となる今回は、私が20kgの減量に成功した「ダイエットにおいての大事な考え方」を、私の体験を通して余すことなく伝授いたします。本題に入る前に注意があります。私は短期間で極端に体重を落とすようなダイエットは推奨しませんので、ここでは健康的なダイエットを紹介いたします。
ダイエットで最も気にする「体重」の落とし穴
まず、この記事を読んでいる皆さんは、一度はダイエットを試みた同志だと思います。そして、ダイエット中に最も気になってしまう数字といえば……？ そう、「体重」ですね。皆さんもダイエット中は、体重計に乗るたびに一喜一憂することがあるのではないでしょうか。ですが、実のところ体重の数値は、そこまで気にする必要はないんです。
「見た目」こそが真の目標！体重よりも自分の体を観察する
「え、じゃあ何を気にすれば良いの？」と思われるかもしれません。それは,自分の体です。もちろん、体重がダイエットと全く無関係だとは言いません。ですが、ダイエットの目標はおそらく、「お腹の脂肪をなくしたい」「太ももを細くしたい」「顔をシュッとさせたい」など、全て自分の理想の見た目になることなのです。よく、毎日体重を測って、昨日よりも体重が減っていないとがっかりして、諦めてしまいたくなりますよね。ですが、体重というものは些細なことで変化します。例えば、その日に水をたくさん飲んだり、便通がなかったりすると、次の日の体重が思い通りに減らないのは当然です。
自分の変化を「記録」する重要性 – 体重と見た目の両面から
そして私は、そのことに気づいて体重に固執するのをやめ、毎日寝起きと寝る前に上半身裸の写真を1年間撮り続けました。こうすることで、体重が多少変動しても見た目にはほとんど変化がないため、気にならなくなったのです。そして、先ほど体重はあまり気にしなくて良いと言いましたが、できるだけ毎日記録してください。体重も長期間で見れば結果が出てくるので、その時のために記録しておきましょう。
「食べ過ぎ」は誰にでも起こる！大切なのは「ダイエットは長期戦」という考え方
また、ダイエットをしたことがある人なら誰しも経験があるかもしれませんが、ついつい食べ過ぎてしまったり、やけ食いをしてしまったりすることがあると思います。ですが、これを気にする必要はありません。ここで、見出しにも書きましたが「ダイエットにおいて大事な考え方」を伝授します。それは、「ダイエットは長期戦」ということです。ダイエットをしている中で、ついつい食べ過ぎてしまうなんてことは誰にでもありますし、私たちは人間で機械ではありません。完璧でなくて良いのです。次の日からまた切り替えれば良いのです。食べた瞬間に脂肪になるわけではないので、次の日には食事をいつも通りに戻して少し多めに運動すれば、前日の食事の超過は一日二日でなかったことにできます。私はこの考え方でダイエットをするようになってから、徐々に見た目が変わっていきました。
短期的な体重減少の裏側 – 脂肪だけが落ちているわけではない
ではここで、「長期戦」とはどういうことかを説明しましょう。よく「一か月で5kg痩せた！」とか、「二か月で12kg痩せた！」といった情報を見かけますが、それは確かに体重で見れば減っていますが、脂肪が数値通りに落ちているわけではありません。上記のように短期間で体重を極端に減らしている人は、もちろん脂肪も減っていますが、その他にも水分や筋肉なども減った体重に含まれています。そして、このようなダイエットは過度な食事制限が行われていると思うので、健康的とはかけ離れています。実際、体重が大きく変化していても、その全ての数値が脂肪ではないため、そこまで見た目の変化はありません。もしくは、体調を崩す危険性や、リバウンドしてしまう可能性があります。
理想的な減量ペースとは？「月に体重×２～４％」の法則
理想的な減量ペースは、月に体重の2～4％と言われています。体重60kgの人であれば、月に1.2～2.4kgの減量が可能です。このペースは健康的なペースのため、筋肉もほとんど落ちず、減った数値のほとんどが脂肪となります。ここで先ほど話した「体重を気にしすぎない」というのは、ダイエットの目的は脂肪を落とすことなので、筋肉などが落ちても体重には変化はありますが、引き締まっては見えないからです。それに、このペースでダイエットを進めていけば、過度な食事制限はいらないので続けやすいと思います。なので体重を気にする際は毎日の変化というよりはせめて一週間の変化でゆっくり見てあげましょう！
私が日ごろから愛用している体重計です！↓スマホ連動なのでスマホに体重が自動で記録されます！（楽天）
 | 価格:3363円 |
焦らず、着実に。「長期戦」だからこそ続けられるダイエット
だから、私のように10kg以上落としたい方は長期戦になります。なので、一か月でそこまで見た目や体重に変化がなくても落ち込むことはありません。継続することが大切です。
今回のまとめ・次回予告
今回のPartでは、ダイエットにおいて最も重要な考え方、そして体重という数字に惑わされずに自分の体と向き合うことの大切さをお伝えしました。
次回のPartでは、いよいよ私が91kgから71kgまで減量する中で実践してきた具体的な食事方法、運動メニュー、そして継続するための習慣について詳しく解説していきます。ぜひ、次回の記事も楽しみにお待ちください！
コメント